鬱と私の終わり無き戦い

三十路女が鬱による転落人生&隠れ毒親と戦い足掻きながら 殴り書きするブログ

始まりは突然に

7月某日。


転職活動中の私は、会社を休み、
都内にある某出版社の最終面接に挑んでいた。




穴だらけの履歴書。

脈絡のないキャリア。

ムダに沢山ある資格。



ツッコミどころ満載のエントリーシートを手にした8人の刺客に、私はスタンドアローンで対峙している。


「なぜ、最初の仕事を辞めたの?」


「せっかく合格したのに、社労士の仕事はしたくないの?」


「大学生のときに思い描いていたキャリアは実現できてるの?」



大変ごもっともなご質問である。



なぜなら、


貴殿方のお手元にあるのは、紛れもなく、
おかしなキャリアの人間のエントリーシートだ。

短期職歴と長期ブランクを繰り返すがゆえに、
日本企業が毛嫌いするダメ人間の履歴書だ。





しかし、それは、





とりもなおさず、

私の鬱との闘いの悲哀に満ちた歴史なのだ。





「課題作文、非常に良く書けてますね。」

「いや~~、なかなか鋭い意見だね。」




意外にも後半、面接官様からのお褒めの言葉が舞い始め、合格フラグがバンバン立つ。



87%イケる手応えを感じつつ、
60分間のボリューミーな最終面接が終了した。


お見送りのエレベーターでは、人事担当者から
満面の笑顔で、社内部活動のスカウトまがいの
お言葉もいただいてしまった。





これは.......!



ついに..............!




長年のドロップアウト人生を、脱却する時がきた.........!!!





.....と、


鼻息を荒くしたのもつかの間。




わずか7時間後には、
無情なる即日お祈りメールが届いた。





ですよね.....。



そうですよね........。


......。


そう上手くはいかない。
あのボロボロブランク満載の履歴書で。


しかし、その事実はまた、
私にとある不穏な決心をさせた。




「よし、ブログ書こう。」





吹っ切れたかのような薄らポジティブな心に、
清々しい新規タスクが現れたのだ。



ずっと書きたくて、

でも踏み切れなくて、

モヤモヤして、

そわそわして、

イライラして、

希望のようでいて、

締め付けでもある。






ブログは、私にとって、そんな存在だ。




個人でブログを書くのは、今回が初めてになる。


色々なことを書きたい。


迷いもある。

不安もある。


でも、気の向くまま、思うままに、


書きたい。


私の闘いの歴史。






最高難易度の人生リベンジに向けて、
今、まさに闘い続けている同士のために。


誤解と偏見の大海原で、希望を求め
もがき続けている人たちのために。


そして、


闘い続ける私のために。





どうぞ、これから気長にお付き合いください。