【忍耐力】ってなんだろう。病んでも死んでも、搾取に耐える力?
目下、また新たな仕事を探している。
短期離職が続き、もはや現状の待遇を維持したままでの転職は絶望的だ。
しかし、ここで耐えるという選択肢が明らかに自分の精神衛生上、大きな問題となるのは自明である。
現に、このお盆休みの4日間、ほとんど何も活動できずに部屋でぐったり寝込み、無意味な時間を過ごしてしまった。
サボっているのではなく、単純に辛い。
パワーがない。鬱一歩手前の状態なのだ。
耐えることは本当に必要なのだろうか。
これまで、最初の会社を除き、満足できる仕事に巡りあうことができなかった。
基本スペックだけで言えば、今でも世の中の上位20%前後にいるはずだ。
努力もできる、分別もある、様々な経験と、深くはないがニッチなスキルもある。人間性やコミュニケーション能力だって、辞退したものもあわせて、今まで様々な面接試験に60勝くらいしてきているので、平均以上のはずだ。
それでも【忍耐力】。
この一つが欠けるだけで、全てが台無しなのだろうか?
いや、そもそも数々の難関試験を突破してきている私に、【忍耐力】は本当に足りないのだろうか?
【忍耐力】が足りないのではなく、【選ぶべき仕事の方向性】が間違ってるような気がして仕方ない。
誰かに邪魔されず、ただひたすら自分と戦い、
目標を立て、毎日ストイックに実行を積み重ね、
自分の努力次第で成果への距離が決まる。
そういう、試験勉強みたいな仕事があれば、私はたちどころに頭角を現せるだろう。
しかしそれは、サラリーマンの仕事ではない。
総合職正社員の仕事ではない。
外国人配偶者を持つ共働き妻の仕事ではない。
本当だろうか?
私は、私を信じたい。
けれど、誰も私を信じてくれない。
大手企業に属し、守られるように見せかけて搾取され、精神を病み、また遠回りをする。
それでもなお、私が間違っているのだろうか?
忍耐力が足りないのだろうか?